疲れやすい、体がだるい、食欲がない、微熱、手のこわばり、全身のこわばりが数週間~数ヶ月つづいて発病する場合と、朝起きたら突然、体のこわばりに気付いてベットより起きられなかったというケースまであります。関節症状の特徴は、朝のこわばりと腫れ、痛みです。圧痛を認める場合が多く1つの関節に持続性に来ます。移動性の場合はむしろ他の病気を考えた方がよいでしょう。関節の腫脹は左右対称性に出現するのが特徴で、腫れて黄色く濁った関節液が溜まってきます。
これらが進行すると、炎症の結果として関節周囲の組織の破壊、骨・軟骨の破壊、筋、腱の拘縮・断裂などによってリウマチ特有の変形が起こります。こうなる前に薬物療法で進行を止めねばなりません。リウマチは関節以外にも体の各部に病変を起こします。関節外症状と言って予後不良になる場合が多く油断できません。
リウマチの関節外症状
リウマチは関節以外の組織にも病変を起こす全身病です。- 全身のだるさ、脱力感、体重減少、発熱、貧血、腱鞘炎など
- シェーグレン症候群:口の渇き、目のころころ感で始まります。全身の分泌腺が炎症の結果枯れてくる病気です。リウマチに高率に合併します。
- 肺線維症:予後を不良とします。
- アミロイドーシス:腎障害の原因となる。直腸または胃生検で診断
- 血管炎:悪性リウマチとして特定疾患として扱われている。指先端に来るものから下肢の潰瘍形成など全身性のものまである。
- リウマチ結節:肘関節の皮下にみられるのが一般的、他部位にも出来る。これがあると100%リウマチ。
- 骨粗鬆症:高率に合併する。運動不足も関係している。しかし、運動のしすぎで関節を壊せば逆効果。リウマチは心身の安静が必要。