治験情報

新しい薬が病院で広く使えるようになるためには、その有効性と安全性を調べて、厚生労働省(PMDA)から承認される必要があります。新しい薬の開発は、まず薬の候補とされる物質について細胞や動物などを用いて、その効果や人の身体に及ぼす好ましくない作用について検討します。動物実験などでいろいろな効果や安全性を調べた後に、多くの健康な方や患者さんの協力を得て、人権を尊重しながら安全性と科学性を十分に配慮した計画に従って、薬の効き目や好ましくない作用を調べる試験を行う必要があります。

このように、人で効果や安全性などを調べる試験のことを「臨床試験」といい、そのなかでもPMDAから医薬品として承認を受けるために行う臨床試験のことを「治験」といいます。
当院では、リウマチ・膠原病に特化した治験を行っています。2001年より治験を行ってきた中で、当院が参加し、すでに市販薬となった薬剤には、生物学的製剤として、アクテムラ、ヒュミラ、オレンシア、シンポニーがあり、その他抗リウマチ薬のプログラフ、鎮痛剤のセレコックスなどがあります。つい最近に承認されたものとしてはJAK阻害剤の治験もおこなっておりました。RA以外にもSLEの治療薬である生物学的製剤の治験を行っております。

現在もRAでメトトレキサートで効果不十分な患者様、TNF阻害剤での治療に抵抗性の患者様を対象とした新しい生物学的製剤や経口の抗リウマチ薬の治験を実施中で症例登録中です。

当院では、岩橋院長を治験責任医師とし、分担医師4人、薬剤師2人、CRC4人、医事2人で治験をサポートしています。
患者さまの安全性を重視し、よい薬をいち早くお届けすることができるように進めてまいりたいと考えております。

(082)423-6661担当:久 典子、近広典枝