診療実績 (2006年度集計)
外来 : 常時3~4人の外来診察医で対応
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年間受診者延数 : 45743人/年
月間受診者延数 : 3812人/月
月間通院実患者数 : 約3000人/月 (年間レセプト枚数から試算)
一日平均受診者数 : 157人/日
入院 : 44床
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年間入院患者数 : 1033人 (治験入院、生物学的製剤点滴入院も含む)
平均入院数 : 38人
病床稼働率 : 85%
平均在院日数 : 19日 (亜急性期病床6床除く)
患者内訳
【外来患者】
- 関節リウマチ 61.9%
- 関節リウマチ周辺疾患 5.1%
- 膠原病関連 13.4%
- 変形性関節症関連 6.1%
- 一般内科 13.5%
【入院患者】治験入院、生物学的製剤投与目的を除く(2006年度のみ)
- 関節リウマチ 246名
- リウマチ周辺疾患 13名
- 全身性エリテマトーデス 23名
- 多発性筋炎・皮膚筋炎 12名
- 強皮症 8名
- 混合性結合組織病 8名
- ベーチェット病 9名
- 血管炎症候群 2名
- シェーグレン症候群 1名
- 成人発症スティル病 2名
- 線維筋痛症 7名
- 変形性関節症(OA)関連 24名
- 間質性肺炎(カリニ肺炎等含む)22名
- 細菌性肺炎 24名
- その他の肺疾患 6名
- その他の感染症 15名
- 胃腸系疾患 25名
- 大腸ポリープ切除術 34名
- 心不全 9名
- 糖尿病 6名
- その他 18名
当院の外来疾患別受診割合(2006年度)
無作為に抽出した外来12枠分の集計(3日分相当)410人

当院で診療中の主な膠原病患者数(2009年度)

当院におけるRAのコントロール状態について
早期治療開始例や活動性の低い例は従前のDMARDsで十分コントロールできている例が多いです。これらの中の増悪例や活動性の高い例にメトトレキサート(MTX)を投与することにより再度良好なコントロールを得ています。しかし、中には、合併症の有無(間質性肺炎など)、薬剤の副作用、効果不十分などの理由で他の治療法を必要とされる場合もあります。
そのような場合に、他の免疫抑制剤、生物学的製剤を使用しますが、MTX無効もしくはMTX使用困難例で他の免疫抑制剤に移行した群はコントロール不良例が目立ちます。生物学的製剤は治療抵抗性の症例でも強力に病気の活動性を抑えられる場合が多く継続例では良好なコントロールを得ています。しかし、高額な治療費用、副作用が問題です。現時点では、経済的理由、合併症、副作用等により生物学的製剤が使用できない多剤耐性例を如何にコントロールするかが問題となっています。当院では、多くの免疫抑制剤、抗リウマチ薬の使用経験をもとに効果的な治療を安全に提供できるよう努力しております。
過去5年間の治療実績
生物学的製剤、新規免疫抑制剤の使用状況(2007年1月23日現在)
- レミケード
- 投与49例 継続30例(内2例は転院)
- エンブレル
- 投与40例 継続35例(内2例は転院)
- アラバ
- 投与54例 継続24例
- プログラフ
- 投与82例 継続64例
その他治験で生物学的製剤使用中の症例 48例以上
生物学的製剤は優れた臨床効果、骨破壊抑制効果を有しますが、患者さんの経済的負担が高く(年間自己負担50万円~70万円:高額医療費補助制度使用の場合)、これが軽減されなければ広く使用しにくい状況にあります。したがって当院では早期発見、早期治療につとめ、MTXを中心にした従来の治療法で出来るだけ高い治療効果をあげるよう治療体系を組み立てています。生物学的製剤は、骨破壊がある程度進行しても使用を開始すればその時点でそれ以上の進展を抑える効果があります。あせって使用する必要はありません。しかし、早くより多くの患者さんに使える環境が出来ることを期待しています。
その他の過去5年間の集計
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ステロイドホルモンによると考えられる骨壊死(ただし前医にて発症したものを除く)
SLE 3例 (入院を要したSLE症例:昨年のみで23例)
皮膚筋炎 1例 (入院を要した筋炎症例:昨年のみで12名)
全国的にはステロイド大量療法施行例の10-40%に発症すると報告されています。 - 透析移行例
強皮症 1例
関節リウマチ 1例
以上の2項目は全国的にも極めて低い数値といえます。
1990年代より本格的に使われるようになったMTX、2000年代より使われている生物学的製剤は関節リウマチ患者さんの病状を著しく改善し、多くの患者さんが高い生活の質を維持することを可能にしました。反面、強力な免疫抑制作用により日和見感染など重篤な感染症が注意すべき問題としてクローズアップされています。経験のある専門医の下での使用が望まれる薬剤です。